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山崎 大
波紋, 14(2), p.130 - 133, 2004/04
筆者らは、J-PARCにおける中性子パルス整形のために、Drabkin型エネルギーフィルターの開発を進めている。本論文では、開発の現状とシミュレーション結果について解説する。現時点では波長分解能1.7%と17.3%の試作器を開発しており、その定常モード,チョッパー・モードでの特性試験では期待通りの性能が得られている。シミュレーションでは、全波長パルス整形モードで結合型モデレータからのパルスを、強度や波長バンド幅を大きく損ねることなく、非結合型モデレータ並みに高分解能化できることがわかった。また、チョッパー・モードでは取り出せる波長バンド幅は限られるものの、さらに高分解能化が可能であることがわかっている。